Googleアドセンス

【Googleアドセンス】Googleは「広告主」の利益を守る

Googleは広告主の利益で成り立っている

以前「Googleにとって優先順位を知ろう」の記事で
Googleアドセンスの登場人物4者をご紹介しました。

【Googleアドセンス】Googleにとっての優先順位を知ろうGoogleアドセンスを始めるにあたって、最初に理解しておきたいのが「Googleアドセンスの登場人物」と「Googleにとっての優先順...

その優先順位は
①ユーザー ②広告主 ③サイト運営者 ④Google の順とお伝えしました。

Googleにとって最も大切にされるのは「ユーザー」でしたが、
Googleにとって最も尊重されるのは「広告主」の利益を守ることです。

広告主に利益をもたらすことができれば、
広告主は継続的にGoogleにお仕事をリピートします。

そして広告主の利益を阻むものに対しては、
Googleはそれ相応の対処をしてくることになります。

Googleアドセンスの登場人物4者にとって、
唯一、広告主の利益を阻むもの、
それは「サイト運営者」による不正です。

サイト運営者が絶対にやってはいけない不正とは?

自己クリック


サイト運営者の不正で、初心者がよくやってしまいがちなのが「自己クリック」です。
特にアドセンスに合格した直後は、興味半分で表示された広告を自分でクリックしたくなります。クリック後に「推定収益」画面に報酬が追加されると飛び上がって喜んでしまう方もいると思います。

ところがGoogle側では自己クリックかどうかをたやすく判断できる技術があります。
そして月末締めのタイミングで、その自己クリック分については報酬が無効化される仕組みになっています。

もし不正な自己クリックを行っていた場合は、アカウント停止もしくはアカウント閉鎖になる可能性がありますので、絶対に行わないようにしましょう。

そもそもサイト運営者が自己クリックしたところで、ユーザーも広告主もどちらにも利益がありません。クリックされることで広告主はGoogleに広告費を支払わなければならないので、広告主からみると被害を被るだけです。顧客の利益を守ることを求められているGoogleにとって顧客の利益を阻むサイト運営者に対しては、厳しい制裁が下るのは当然の事と考えましょう。

ユーザーの意に反してクリックさせる方法

ユーザーの意に反してクリックを誘発させる方法も不正とみなされます。

たとえば広告を配置する際に、広告の下にスペースを空けずにリンクを貼ってしまうことです。

これだとユーザーはリンクをクリックしたいのに間違えて広告をクリックしてしまうかもしれません。ユーザーが間違えてアドセンス広告のページに移動しても商品が購入されたりサービスを申し込む可能性は限りなく低いです。


また、上記のようにアドセンス広告の上に「続きが気になる方はこちら」などと誘導する文章を書くのも不正とみなされます。記事の内容とGoogleが貼り付ける広告がいつも完全一致しているとは限りません。ユーザーが希望していないページに飛んでしまえば、ユーザーも広告主も不幸になります。

サイト運営者がこのような不正を犯すことで、Googleはサイト運営者を取り締まらなければいけなくなります。やらなくてもいい無駄な行動といえるでしょう。サイト運営者が本当の意味でGoogleアドセンスで成功するためには、目先の小さな利益を追うよりも数年後の大きな報酬に目を向けることが重要です。

まとめ

今回おさえておくべきポイント

・Googleは広告主の利益を守るためサイト運営者を取り締まる
・自己クリックの報酬は後で無効化される
・自己クリックが不正に行われるとアカウント停止もしくはアカウント閉鎖になる
・広告主にとって不利になるような不正は身を滅ぼす